「色彩(カラー)が生かせるフィールド - ファッション(パーソナル)編 - 」でも紹介したように、
ファッションのトレンドは、時代とともに変化していきます。
ファッションにおける色彩(カラー)のトレンド情報は、
日本ではJAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)から年2回(SS/AW)発信されています。
社会の動向や、消費者のライフスタイルの変化、美意識の変化を反映したこの情報は、
ファッションの概念がライフスタイル全般に拡大している今日、インテリアやプロダクトなど、あらゆる領域で注目されています。
時代の先端をいくファッションビジネスの世界で色彩(カラー)は、
トレンドを表現するという点ではもちろん、ブランディングという観点においても、重要な役割を果たしています。
メンズ/レディース、ヤング/アダルト、フォーマル/カジュアルといった区分・属性によって、求められる色彩(カラー)は異なりますし、
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング:視覚に訴える商品戦略・商品演出)においても、色彩(カラー)をどのように扱うかは重要なポイントです。
つまり、ファッション業界においては、色彩(カラー)の知識は必須と言えます。
ファッションビジネスのどの職種においても、色彩(カラー)の知識を身につけ、トレンド情報や市場動向を分析し、提案を行うことが求められます。
その際、感覚のみで色を扱うのではなく、基本を理解した上で、幅広く応用できる知識・スキルを身につけることで、より良い提案を行うことができるようになるでしょう。
色彩(カラー)が生かせる仕事
ファッションコーディネーター(アパレルショップ)
ビジュアルマーチャンダイザー
アパレルメーカー(企画)
ファッションスタイリスト
ファッションデザイナー
テキスタイルデザイナー
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